ミンストレルチルドレンストーリー4 ~楽曲を作る魔法のAI「SUNO.AI」のすごさ~

 今回は楽曲で私が歌う時に着た和風の衣装で動いてみたわ。どうかしら?

 こちらのストーリーも、ずいぶん久しぶりになってしまったわね。

 この間、マスターと私が発表する、楽曲を作っていたの。

 でも、とうとう完成したのよ(^^)

 ということで、その楽曲の紹介まで、それまでの経緯と合わせて、順を追って説明していくわね。

 さて、前回までは、マスターの歴史や、波音リツ先輩との出会い、そして私、春音ゴーバンの誕生までご説明したわ。

 そしてもうひとつ、どうやって、人に満足に聞いてもらえるような楽曲を作るか、という課題があった。

 マスターは昔、自分で作曲して、その曲はそれはそれで良かったんだけど、マスターのギターは、弦を上から下に一気に弾く、「コード弾き」しかできなくて、人にうまいね、と聞いてもらえるものではなかった。だから、ギターやベースやドラムなど、ちゃんとしたバンドで歌を歌いたい、とマスターはずっと思っていたわ。

 でも、マスターひとりでは、それは叶わない。だからマスターは、歌を歌うことを諦めていたこともあったの。

 それでも今回、マスターは夢を持ってしまって、「今のAIの時代、パッパッパッと、楽曲を作ってくれるサイトがあるんじゃないか?」と、時代を信じてみたの。

 ということで、マスターは、これでもか!これでもか!というぐらい悩んで、インターネット中を探し回った。

 探しているうちに、やっぱり今の時代のAIの魔法で、歌と曲が作れるサイトをいくつか見つけたんだけど、短い楽曲しか作れなかったり、あまり出来が良くなかったりと、「玉石混合(ぎょくせきこんごう)」という感じだったわ。

 それでもとうとう、とても楽曲の出来が良くて、4分までの長さの楽曲を作ることができる、AIの魔法を使った、すごいサイトがあったのよ。

 それが、「SUNO.AI(スノ.エーアイ)」というサイト。以下に、そのサイトのリンクを貼っておくから、見てみてね。(下の、何か四角い箱が浮き出るところをクリックしてみてね。それか、「SUNO.AI こちら」をクリック)

 このSUNO.Aiの使い方としては、マスターがやった時は、マスターが歌詞を考えて、その歌詞を打ち込むところがあるから、そこに歌詞を打ち込んで、「創造する(Create)」なんてボタンを押すと、あら不思議、AIが1分も経たないうちに、ちょちょいのちょい!と、歌付きの、立派な楽曲を作ってくれるの!なんてすごいの!

 マスターはこのSUNO.AIの魔法に感動してしまって、SUNO.AIで楽曲を作って、立派で上手な歌は入っているけど、その歌を楽曲から消して、カラオケを作って、代わりに自分の声を吹き込んで、自分の楽曲を作ろう!と思ったわ。

 それで、今後楽曲は紹介していくんだけど、マスターは歌の歌詞を3曲分作って、SUNO.AIで楽曲を作ろうとした。

 でもね、SUNO.AIが楽曲を作る際、作った楽曲が、一発で名曲が誕生!とはいかなかったの。

 できた楽曲が、「うーん、イマイチ」というのもたくさんできたわ。

 だけどSUNO.AIは、同じ歌詞で、違うムードの楽曲を何度も何度も作ってくれるから、自分が良いと思う楽曲ができるまで、何度も何度も、楽曲を創造(Create)してみる必要があるの。

 するとある瞬間、「これは名曲!」という楽曲が誕生するわ。

 ちなみに、SUNO.AIがすごいなと思ったところは、なんかAIの魔法が、マスターが作った歌詞のムードをちゃんとくみ取ってくれて、そのムードに合わせて、楽曲を作ってくれるところ。

 実は、SUNO.AIに歌詞を打ち込む際、自分が作りたい楽曲のスタイル・ムードも打ち込んでやることによって、そのムードに合った楽曲を作ってくれるの。

 これは、より細かく、自分の楽曲のムードを作りたい人は、やっているそうよ。

 でもマスターは、楽曲のムード作りを、SUNO.AIに任せてみた。

 ま、いろいろ細かい指示をするのが、ちょっと面倒くさかった、というのもあるんだけどね(笑)

 ちなみに、SUNO.AIの初歩的な使い方を説明したYouTubeを紹介しておくから、そちらも見てね。

 あと、ひとつ注意点!SUNO.AIは、無料でも使えるんだけど、無料で作った楽曲は、マスターがやっているように、楽曲の動画を作ってYouTubeにアップしたり、楽曲を販売することはできないの。無料版で、いくら名曲ができても、それは「自分で聞く」ぐらいしかできない。それはそれで良いのかもしれないけど、やっぱり楽曲を世の中に発表したい!楽曲を販売したい!とか思うなら、月に10ドル(日本円で1450円ぐらいかしら)の、有料版を利用するようにしてね。

 さて、それでもSUNO.AIを使って、マスターの作った歌詞で、マスターが「これは!」と思った立派な楽曲を、3曲作ることに成功したわ。

 でもそこでマスターはつまづいた。がーん。

 SUNO.AIは、歌付きの楽曲を作ってくれるんだけど、マスターは私、春音ゴーバンに歌を歌わせたいので、もともと入っていた歌を抜いて、カラオケの楽曲を作らなければならない。それで、SUNO.AIにも、歌を分離して、カラオケ音源を作ってくれる「Get Stems(ステムを作る)」という機能があるんだけど・・・。

 そのカラオケ音源に、かなーり、歌がうっすら残っていたのね。

 うわっ!これじゃ、なんか全然カラオケ音源じゃないじゃん。なんか、これに春音ゴーバンの声を乗せたら、まるでふたりで歌ってるようになるじゃん・・・。

 という問題が発生した。

 そしてもうひとつ。

 できた楽曲の歌のキーが、私が歌えるキーよりも、かなり高かった・・・。

 このままじゃ、私は声が上ずって歌えない・・・。

 ということで、マスターはこのふたつの問題を解決するために、さらにネット上で暗中模索を続けることになるんだけど、それは次回にご紹介するわね。

 長い文章を、見てくれてありがとう。ご説明は、春音ゴーバンでした!

 

良かったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次